素晴らしい学友たちに恵まれ、励ましあいながら学業を進めることができました。

- 武田 昌子 さん
- 2017年入学 15期生αコース 人間環境科学科 原知章ゼミ(開発人類学)所属 2021年3月卒業
- 【プロフィール】海外勤務の経験から移民問題に興味を持つ。eスクールでは日本の外国人家事労働者をテーマに卒業研究を作成。2021年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科に進学し、ロバーツ・グレンダ教授のゼミにて日本の労働問題を研究中。
Q.eスクールでの学生生活はいかがでしたか?
心理学系や子育て系の科目が充実しており、実生活に役立てることができてとてもよかったです。私は積極的にeスクール主催のイベントに参加したり、地域別に設置されたホームルームクラスで交流を深めたりしました。本当に素晴らしい学友たちに恵まれ、励ましあいながら学業を進めることができました。授業によって多少の違いはありますが、BBSと呼ばれる掲示板では様々な背景をもつ方と交流できたのが楽しかったです。定年退職後に入学した学友も多く、eスクール卒業後も修士課程や博士課程まで進んだ人もいらっしゃいます。
Q. eスクールの魅力は何ですか?
私が思うeスクールの魅力の中で、何よりもお伝えしたいのは早稲田大学の図書館情報に学外からアクセスできるということです。学術情報検索システムというもので、スマホからも利用できます。新聞や雑誌社の記事や論文がデータベースからダウンロードでき、ものによっては書籍を丸ごと1冊ダウンロードすることもできます。社会人として長い間勉強から離れていると、大学の授業についていけるのか不安を感じる方も多いと思います。私もそうでした。しかし、学ぶための様々なスキルを教えてくれる授業もあり心配いりませんでした。(「スタディスキル」eスクール設置科目))文章を書くのが苦手という方には「学術的文章の作成」(全学オープン科目)という科目もあります。自分の書いた文章を丁寧に添削してもらえます。自分では気づかない文章の癖などを直すためにも履修してよかったと思います。それ以外にもコンピュータルームやセミナーハウス、学生会館などのさまざまな大学が所有する設備を使用する権利があります。通信制といっても正規の学生なので、目一杯利用しましょう。私は各キャンパスの図書館を存分に活用しました。
Q. 学修スケジュールはどのように立てていましたか?
私は最短3年間で卒業を目指せるαコースでしたが、1学期に履修する科目は5、6科目程度にして4年間でじっくり卒業することを目指しました。パートと主婦、学生という3足のわらじが自分にとってちょうどよいバランスでした。金曜までにすべての講義を受講し、BBSへの投稿も済ませ、夜と週末はなるべく勉強せず家族と過ごすようにしていました。

Q. 大変だったことはありますか?
レポートの時期が重なってしまったときは家族の協力を得て2、3日部屋にこもって勉強だけするという時期もありました。eスクールはサポート体制が万全です。また学友との交流が多いので、勉強を教えてもらったり、助け合ったりという機会は多かったと思います。現役の大学生だった時よりも、はるかに多くの友人ができました。
eスクールを検討している方へのメッセージ
eスクールには魅力あるおもしろい人々との出会いがあり、楽しい学生生活が送れます。学費は高いですが、私はそれ以上の収穫があったと思っています。